1980-02-22 第91回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第2号
○向井長年君 一応、俗に言われるあと三十年程度、こういう中から埋蔵量が薄くなっているからその国々はやはり細く長くもたしたい、そういう気持ちが大きくあるのじゃないか、これはわれわれ常識的に考えるのですね。それと同時に、生産の中で、やはり昔だったらガスでぐっと噴き上がるのが、それが緩くなっている。そして人工的に水かなんか入れてこれを噴き上がらせる技術をやっておるようですが、これはもともとやはりこの埋蔵量
○向井長年君 一応、俗に言われるあと三十年程度、こういう中から埋蔵量が薄くなっているからその国々はやはり細く長くもたしたい、そういう気持ちが大きくあるのじゃないか、これはわれわれ常識的に考えるのですね。それと同時に、生産の中で、やはり昔だったらガスでぐっと噴き上がるのが、それが緩くなっている。そして人工的に水かなんか入れてこれを噴き上がらせる技術をやっておるようですが、これはもともとやはりこの埋蔵量
○向井長年君 OPEC初め産油国が昨年から輸出規制してきております。この原因は何ですか。生産ができないから輸出規制しているのか、あるいはまたそういうことも含めた感じから輸出規制をしてきたのか、どっちなんですか。
○向井長年君 私も両大臣に質問をしたい、こういうつもりでおったのですが、通産大臣はまだ見えておりません。 これは俗に、一般的に言われている問題、これは石油関係湾なると思いますが、世界の石油が現状のままで推移するならばあと三十年あるいは三十数年で世界から石油が消える、こういうことが一般論として言われています。これは事実ですか。大体わが国はどういうようにつかんでいるのか、この点、まずお聞きしたいと思う
○向井長年君(続) しかし、口先だけのごまかしであっては今後わが党は重大な決意をもって臨むことを付言いたしまして、私の質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣大平正芳君登壇、拍手〕
○向井長年君(続) 政策連合には前向きの答弁がなされたと思うが、この点について再度確認を求めます。 いよいよ予算編成に取りかかる時期でございますが、わが民社党の提案を取り入れるならば協力も惜しむものではありません。
○向井長年君 私は、民社党を代表いたしまして、総理の所信表明演説に対しまして質問をいたします。 先日来、各党の代表質問の中におきましても、総理の姿勢に対して非常な厳しい批判がなされております。私もまず冒頭に大平総理の政治姿勢についてお伺いをいたします。 総選挙後一カ月以上も国会召集がおくれ、あまつさえ首班指名にたどりつくまでさらに八日間も国会を空転させたことなど、大平総理、あなたが率いる自民党が
○向井長年君 大体検討されるようですからこの問題は私は結構だと思いますが、反対という人たちがおるというのは私も知っておりますよ。やっぱりあの名残ある靖国神社を残したいという遺族会の皆さんなり、あるいは場合によっては宗教団体の皆さんもおるかもわかりません。しかし、これは、気持ちはわかりますけれども、国民総意の中から決めなければならぬ問題だと思いますから、これは先ほど言われたように慎重にひとつ検討をお願
○向井長年君 なるほど慎重に対処するなり世論の動向を見なければならぬと思いますが、国民はすべて、恐らく素朴に考えるならば、自分たちのおやじ、あるいはきょうだい、そういう人たちが国に召されて亡くなられた、これは国が祭ってくれるのがあたりまえじゃないかという感じは大多数持っていますよ。大多数というか、ほとんどじゃないですか、感情としては。しかし、憲法二十条がございますから、これは事実われわれもできないということも
○向井長年君 総理、本院におきましては長時間にわたってこの元号法案を審議してまいりましたが、その間にいろいろと意見なり質問が出ておる中で、ただいまも出ておりますように、靖国問題が非常にいろいろと論議されるわけです。これはあくまでも宗教法人であるという立場、それから憲法の二十条、これによって疑惑が持たれるという中で、先ほどからも出ておりますように、総理が参拝した問題も出てみたり、いろいろ疑惑を招いておるわけです
○向井長年君 そういうことで、私は国民は素朴で、この法律に対する認識というものが過去の慣例から、あるいは慣習から、あるいは歴史的な慣習、伝統から現在昭和であると、昭和はこれ永遠に続くものやら、あるいはまたこれは根拠がないから、もし天皇さんがお亡くなりになればなくなるものやら、これわからないんですよ。わからないままに今日きておると思うんですね、慣行上。これを今度は法律根拠をつくろうではないかというのがこの
○向井長年君 参考人も憲法違反とは言ってないんですよ。憲法の趣旨に抵触すると、こういう表現を使っております。したがって私は、国民は素朴ですから、これは余りわからないので、憲法の趣旨に抵触するのかしないのかということをいまお尋ねしたわけです。いま法制局長官の言われたように私もそう解釈しておりますから、その問題については明確にわかりました。 そこで、もう一つ続いての問題としましては、いかなる法律もすべては
○向井長年君 休憩ないようでございますから、引き続き私から質問を若干いたしますが、政府委員の皆さんお疲れでしょう。まあ簡便に私はやりますし、それから先般来本委員会においては慎重審議という立場から参考人を十名を招致いたしまして、参考人賛否両論の意見をわれわれが聴取いたしましたが、政府委員の方は御存じじゃないと思います。そういう中で私の判断では多くのそういう参考人の皆さんがこの本法案について、一つには思想的
○向井長年君 私は、国際化時代が進むに従って民族の固有のこの文化というものを高らかに誇りを持って進めなけりゃならぬ、そういう意味でこの元号という問題を私はとらえておるわけなんです。そういう意味で、私はこの問題についてまだまだ世論に対する喚起と申しますか、本当の喚起といいますか、こういう問題が不足しておると、したがってただ単に対反対、言うならば体制反対と申しますかね、こういう形に、政府が出してくるこれに
○向井長年君 各参考人の先生方から見識ある並びに信念を持った公述をいただきまして非常に参考になりました。私はそういう意味で皆さん方に質問をしようという気持ちはもうないわけであります。 ただ一言実体論として聞いていただき、場合によれば堀参考人にお答えがあればしていただきたいと思いますが、これは常識的な実体論であります。先ほどからも世論問題が出ておりますが、実はこの法案が参議院あるいは衆議院で審議される
○向井長年君 私は、ただいま参考人の先生方から賛成の立場、反対の立場、それぞれ貴重な御高見を拝聴いたしました。 〔委員長退席、理事林迫君着席〕 私は法制化賛成の立場をとっておる一人でございます。そういう中で、私は、全参考人の先生方に、簡単に一言ずつ、私二点ほど質問いたしますから、これについてお答えを賜りたいと思います。 現在、昭和という元号でございますが、これは、先生方御承知のごとく、過去においては
○向井長年君 まあいまの答弁でそういう一つの趣旨を生かして、よりよい運営をされることを望みたいと思います。 そこで、最後に私は、こういう機関は全国で所沢一カ所に今度設けるわけでありますが、これはサンプル的行政のそしりを免れないと思うんです。そういう意味から考えて、全国の身体障害者のものとはなり得ない。ここで研究開発されたソフトウエアは全国の身体障害者に恩恵が浴されなければならない。そうなってきますと
○向井長年君 というのは、国立の機関で、全国で唯一のものであるということ。それから地域の医療機関に堕してしまってはならないのであると。そのためには優先して身体障害者のものでなければならない。当然ですね、これは。で、医療と福祉を明確に区分してかかるべきではないかという感じがいたします。この点は先ほども若干答弁されておると思います。そうなってまいりますと、身体障害者福祉法による更生医療を所掌する専門医となるのかどうかということをきょうお
○向井長年君 実は、質問時間が二十五分でございますし、先ほどから各委員が質問をそれぞれされておりまして、私が聞こうとすることがほとんど答弁されております。したがって、ごく簡単に念を押す意味で二、三点を質問して終わりたいと思います。 まず、医学的治療から職業訓練に至る総合的なリハビリテーションセンターが発足することはまことに結構なことであると、こう思いますが、ただ、それが真に身体障害者の更生、自立に
○向井長年君(続) 以上、私の質問を終わるに当たり、総理に一言苦言を呈したいと思います。 総理の施政方針は、外交、内政、経済等多岐にわたって美辞麗句が羅列されておりますが、抽象的であり、魂が入っておるとは思いません。そのことは明年度の予算案にあらわれております。総理の反省を促すものであります。 総理、政治の要諦は、清潔、公正、平等、効率的でなければならないと思います。一部の圧力に屈することなく、
○向井長年君 私は、民社党を代表して、総理を初め各関係大臣に質問をいたします。 昨年は、ロッキード問題を初めとし、不況、円高、中小企業の破産、倒産、失業者の続出等々、国民は政治不信の高まる中で年を越したと思います。不安な気持ちで新しい年を迎えたことと思うのであります。なお、昨年末自民党の激しい総裁選挙戦で、大平総理、あなたは待望の総裁・総理という、政治家としての最高の地位につかれたのであります。さぞかし
○向井長年君 自治大臣、各党間と言うが、これは議員立法じゃなくて政府提案ですから、したがって政府がその腹を決めなければ、いま俗に五年延長というようなことを言われておりますが、五年延長結構でありましょう。しかし、五年延長の中で先ほど言った事業が遂行されていく、その裏づけが生まれてくると、こういうことで初めて功を奏するのであって、幾ら五年を決めても、それが予算が三千億だ、一兆何千億だと、こういうことではね
○向井長年君 いまお話しありましたように、一応三千億余りという形で政府、総理府は考えておると、こういうことでしょう。一般の市町村からの陳情をわれわれが聞きますと一兆円以上なんですね、それぞれの事業規模を出しまして。だから、そういう政府が考える、総理府が考えることと、市町村が事業規模、継続事業あるいは今後の事業という形で新規事業を合わせましてね、それくらいのいわゆる額が必要であると、こういうことを言われておるのですよ
○向井長年君 時間も大分迫っておりますから、簡単に二、三点私から質問をいたしたいと思います。 総理府並びに自治大臣にお聞きいたしますが、同和対策特別措置法がいよいよ期限が近く来るようでありまして、これに対してそれぞれの各市町村なり団体から延長の申し入れが各党にも来ておりますし政府にも来ておると思います。この問題に対して先ほどからもいろいろ言われておりますが、地方自治には大きなこれはウエートがあるわけですね
○向井長年君 そういう答弁はせざるを得ないし、また心からこれはやはり実行に移さなきゃいかぬと思いますが、何はともあれ、これは危険だけじゃなくて拘束されておるのですよ、私生活というものに対して。一般の公務員なり一般の国民とは違うんですよ。幾ら勤めがあっても夜いつ出なけりゃならぬかわからない。輪番制があってもいつ招集されるかわからぬ。これは私生活をある程度拘束された不規則の状態を持っておるんですよ。こういう
○向井長年君 次に、処遇の改善の問題にもいま触れられましたが、特に治安維持、あるいはまた犯罪捜査、交通取り締まりと、職務上非常に危険な指命をかけた場合もあり得る、そういう危険性を伴う職務であるわけですね。したがって、そういう中から考えれば、国民から見れば崇高な職務である。このためには士気を高揚しなけりゃならぬし、あるいは質の向上も図らなければならぬ、そして職務に専念でき得る条件整備をやらなければならぬということなんですよね
○向井長年君 大臣、先般の大臣の所信表明で、最近の流動する社会情勢に的確に対処するため警察体制の充実強化を図ることが急務である、このためには昭和五十三年度においては人口が急増しておるし、新興住宅地域がどんどんふえてきている、したがって、ここに派出所等の増設をやらなければならぬ。あるいはまた日本赤軍の今日の状況に対する対策も進めなければならぬ。あるいはただいま問題になっておる新国際空港の警備問題等々ですね
○向井長年君 私は、民社党を代表して、政府提案の地方交付税法の一部を改正する法律案に反対、日本社会党初め、四党共同修正案に賛成の討論を行います。 地方財政危機はこれで四年目を迎えているわけでありますが、特に本年度の財源不足額は三兆五百億円という、これまでにない深刻な危機に直面をいたしております。 このすでに慢性化しております地方財政危機は一時的な現象ではなく、これが構造的矛盾に起因することは明らかでありますから
○向井長年君 大臣、あっち行ったりこっち行ったり御苦労さんですが、実は私もいろいろと質問事項を用意してまいりました。ところが、先ほどから他の議員の質問を聞いておりますとほぼ同じような質問になります。 要は、昨日も参考人を招致いたしましていろいろと意見聴取をいたしました。そうしますと、現在の実情の中で、この交付税については緊急やむを得ないものである、これは根本的にわれわれがいいということではないけれども
○向井長年君 長時間、先生方、御苦労さんでございます。 本委員会において今日、地方交付税の一部改正について審議をいたしておりますが、先ほどから各先生方の御意見を伺いまして、まずまず今回の場合は暫定緊急問題としてやむを得ないであろうと、しかしながらこれで満足ではない、少なくとも制度問題、財政構造問題、緊急にやはり改正を行うべきである、こういう意見のように拝聴いたします。 そこで私は、横山市長さんと
○向井長年君 両方とも欠けていましたね。だからその問題については、かけ声は、政府は通産も含めていろいろと出しておるけれども、ほとんどは業界任せであったということですよね。業界任せということは、少なくとも業界は、電調審等の計画があり、これにのっとって時期を見、開発を促進しなければならぬということで業界は真剣にやっておっても、やはりそういう問題については一般国民は、たとえば電気事業の業界は自分たちの会社
○向井長年君 時間がないので簡単に答弁願います。政府が、あるいはまた長官も積極的に取り組むということでございますが、これは政府部内とか技術部内だけの問題で物を判断しておることは、私はやはり国民にもっと真剣に、こういうエネルギー問題はいかにあるべきかという感じを起こさす必要があると思うんですよ。たとえば、いまエネルギー問題、重要な時期に参っておりますね。そういう中で、世界のいま石油を中心に頼っておりますけれども
○向井長年君 三十分の持ち時間でございますから余り詳しくは聞けないんでございますが、特に私は原子力行政にしぼって若干お伺いいたしますが、一番原子力に対する関心を持たれております熊谷長官が就任されて、今後わが国のエネルギー問題の一環として最も重要な問題は原子力開発ではなかろうか、こう考えるわけであります。こういう中で、政府が今後エネルギーの平和利用、特に原子力の平和利用についてどういう形においての取り
○向井長年君 私は、民社党を代表して、政府提出の地方税法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。 五十三年度の地方財政は、またもや三兆五百億円もの財源不足見込みとなり、これで地方は、四年連続で、しかも史上最悪の財政危機に見舞われることになったのであります。 わが党の反対理由の第一は、今回の法案が、この慢性化した財政危機を抜本打開し、地方自治の将来を保障する展望と意欲を全く欠落させているためであります
○向井長年君 それは部分的に自治省の立場で物を考えるからいけないと、私が言っているのは、もっと大きな広い視野に立って考えるならば減収にならないんですよ。ならないような仕方もあるではないかと私は提起したんですよ。それと、やはり税の公正から考えて、どういう人もやはりわが国で生活の権利は持っておる、最低生活、これは憲法で保障されている。金持ちだから、あるいは貧乏人だからという問題じゃなくて、これだけは生きるためには
○向井長年君 大臣もうしばらく……。 そこで、私は特にこの租税体系について非常に問題点が多いと思うのです。これは国税、地方税含めまして。たとえば国が強化されて、地方税が非常に困難であるということもわかりますし、そういう過程で、特にこれは昭和二十五年占領時にいわゆるシャウプ勧告のこれによっての改正、これが骨子となって今日きておると思うんですね。したがって、こういう問題について詳しく掘り下げて、きょうはひとつ
○向井長年君 それで、先ほど警備局長からるる述べられましたけれども、今回の事件に対しては、それぞれの立場においての任務は果たしておると思いますよ。現地において、警察官初め機動隊の皆さんが果たされたことは私たちも一応の評価はいたしますけれども、しかしながら不十分であったと。警備の不十分、取り締まりの不十分、これは私は反省してもらいたいと思う、今後に備えて。大いに今日までの行動について、努力はされたけれどもああいう
○向井長年君 それぞれの立場でいま御答弁がございましたけれども、それはそれぞれの立場で努力し任務を果たしておる、こういうことでありましょう。しかし、これはやはり、いまも一日も早く開港して正常にこれを運用したい、こういうことでございますけれども、そう簡単なものじゃないと思うんですよ。今後の警備を考えても警察当局の。したがってこれは、私はもう少し掘り下げて国民にもっとわかりやすくしなければならぬ。そして
○向井長年君 大臣初め関係者に私はまずお聞きしたいのですが、この成田問題について昨日から昨晩にかけて、どのテレビのチャンネルをひねっても、御承知のようなあの状態が国民に知らされております。一方においては、火炎びんを投げる、そしてレーダー初め管制塔に上ってハンマーで破壊している、この姿。一方においては、警察当局が警備に当たられて、放水並びにガス弾の発射。こういう状態を見たときに、国民はこれに対してどう
○向井長年君 私は、民社党を代表して、総理の施政方針等につきまして質問をいたします。 福田総理、あなたは総理就任以来、国民の最大関心事である不況について、ただいま景気回復基調にある、先行きの暗さも徐々に明るさを取り戻すと、しばしば言われました。国民は、福田さんならと信じ、期待を持ったにもかかわらず、逆に深刻化し、それが九月以降の急激な円高によってデフレ効果が強まるや、いよいよ決定的になりました。あなたは
○向井長年君 一点は、先ほど服部先生は、エネルギー問題から考えて、国際的にこの問題についてやはり相当深刻な世界各国の情勢である、したがってこれについては開発も含めてであるけれども、もっと考えなければならぬ問題がある、それは言うならば軍事的の問題だということも例をもって言われました。この軍事的という問題は日本の自衛隊を指して言うておるのじゃなくて、例に言われたようにベトナム問題等、アメリカの状態、各国
○向井長年君 いろいろと内容的に、先ほどからも論議ありますように、問題点は多いかと思います。しかしただ、先ほど服部先生は、将来やはり原子力に取り組んでいかなければならぬ、これはもう当然だということを言われました。しかし、当面やはり研究段階ではないか、こういう話でございましたが、まずエネルギーという立場から考えるならば、発電所は研究も含めてやはり実用化に入っておると思います、現状は。したがって、ただ船
○向井長年君 私は民社党の向井長年でございます。きょうは参考人の先生方、非常に長時間にわたって御苦労さんでございます。 実はきょう参考人の皆様方にいろいろと陳述いただきましたが、本院の本委員会におきましては、御承知のようにこの日本原子力船開発事業団法が時限立法でございまして期間が来た、したがって、これを十年間延長という形で政府は出してまいりました、これを衆議院段階においてこの問題について、「むつ」
○向井長年君 エネ庁ね、あなたたちうまいこと言っているけれども、実際はもう少し十分私は検討してもらわなければならぬと思う。たとえばいま私はそういう問題をとらえて言いましたが、事業者というのは経営者ですね、そうじゃなくて、そこで従事をし日常働いておる、たとえば原子力発電所において働いておる諸君がやはりそういう使命を持って、そして今日やはり原子力開発というものは必要である、国民の前にも提言する、あるいはまた
○向井長年君 そのとおりだと思うんですよ。それは私はそうあるべきだと思います。しかし、一方において、そういう中から国民は、やはりエネルギーとして、この問題に対して理解し、そして協力できる態勢が一方に生まれてくるか、これに対して政府みずからが手を打たなきゃならぬのではないか。これは片手落ちではないですか。確かに安全性の問題、報道機関を含めてね、厳格にやらなきゃならぬ、これは当然のことです。ところが、しかし
○向井長年君 長官ね、この国会で原子力三法が提案されましたね。そして、そういう中で基本法はまだ衆議院段階で審議途中である。参議院に回付された二法案は言うなれば大骨を抜かれたというか半舷上陸のような形で国会で修正がされて送られてきておる、こう私は思うんです。そういう立場から私は、政府の原子力行政について言うならば若干欠陥があるのではないか、こういう感じがいたします。まあ宇野長官は相当熱意を持って原子力開発
○向井長年君 終わります。
○向井長年君 私は一時間の持ち時間がございますが、実は今後の地方自治のあり方並びに来年度以降の財源の見通し、主要財政計画の見直し、あるいは地方交付税制度の改善、その他地方税全般について質問をいたしたいと思っておりましたが、もう時間も大分まいりましたし、先ほどからの質疑を聞いておると重複する点がたくさんあると思います。したがって、私はかかる問題については、特に大臣が、次期には大臣は私はやめているかもわからぬという
○向井長年君 その同意を得るというところまでいかなきゃならぬのか、従業員あるいは組合の意見を尊重しという言葉でいいか、そういう点どうでしょう。同意というならば、これは条件にはっきりなってきますね。そこら、あなたたちいろいろと実情があると思いますが、万全は同意を得たいということでしょうけれども、やはり働く労働者、そうしてまじめに皆さん方が企業に取り組んでいる。先ほどもお話がありましたように、ただこれは
○向井長年君 酒井参考人に一点お聞きしますが、いまもお話ありましたが、先ほど労働者の意思を無視して本案を通されることは非常に不満であるという意見を述べられ、非常に生活上不安を感じる、こう言っておられます。なお、組合の立場あるいは心情を含めて先ほど意見陳述があったこと、これは私たちよくわかります組合的な立場から考えておられることは。 ところが、あなたたちは、陳述にありましたように、生産性にも取り組む